ちりめんじわの原因を知って早めに対策をとることが肝心!


大豆などの豆を水に浸した時に、細かいしわができるのを見たことはないでしょうか。それと似たような細かいしわが目元や口元にできやすいのです。

それがまさしくちりめんじわです。『ちりめん』という表面に凹凸のある織物に似ていることからこのように呼ばれるようになりました。

今回はちりめんじわができる原因とその対策方法についてご紹介いたします。


知っておくべきしわの種類

肌にできるしわには3つの種類がありますが、その種類によって深刻さが違ってきます。3種類のしわについて比較的深刻度の低いものから順にご説明いたします。

乾燥じわ(ちりめんじわ)

肌は外側から表皮・真皮・皮下組織の3つの層から成り立っていますが、一番外側の表皮にできるのがちりめんじわと呼ばれる乾燥じわです。

肌の乾燥が主な原因ですので、まだ若いからと言って油断している20代の女性にもちりめんじわはできてしまいます。

このちりめんじわは肌の一番外側にできるため、しっかりと対策をとれば解消することができます。そして肝心なのが早めの対策!

表情じわ

笑ったときにできる目じりのしわが表情じわの代表格です。恐るべき眉間のしわも表情じわと言えるでしょう。

笑ったり怒ったりといった表情によって顔にしわができますが、潤いのある健康な肌は表情を戻せばすぐにしわのない状態に戻ります。

肌の水分が不足し、ハリや弾力の低下が原因で表情によってついたしわが戻らなくなり、表情じわとして存在するのです。

この表情じわは放っておくと次にあげる最も深刻なたるみじわに進行するため、やはり早めの対策が重要です。

たるみじわ

身体の筋肉は加齢やつかわれないことが原因で衰えてきますが、それは顔の筋肉であっても同じです。

顔は20種類以上もの表情筋という筋肉で表情がつくられており、その表情筋の筋力の低下が原因で脂肪や皮膚を支えきれなくなりたるみが起こります。

そのたるみによってほうれい線が深くなったりマリオネットライン、ゴルゴラインといったたるみじわができたりするのです。

たるみじわは肌の真皮層まで達するため、たるみじわになる前に予防の対策が必要となります。


ちりめんじわができる原因は

ちりめんじわができる一番の原因は肌の乾燥です。

肌の一番外側である表皮の表面は暑さが0.02~0.03㎜ほどの角質層です。ちりめんじわはこの角質層の水分量が少なくなってできるのです。

冬は暖房、夏は冷房というように一年中エアコンの風にあたったり、紫外線を浴びたりすることも肌が乾燥する原因となります。

また睡眠不足や不規則な食生活などが原因で血行が悪くなり、ホルモンバランスが乱れて新陳代謝が低下します。

本来であれば乾燥して古くなった角質はターンオーバーによって剥がれ落ち、新しい角質が生まれるのです。新陳代謝の低下すると古い角質が剥がれずにちりめんじわの原因となるのです。

ちりめんじわができたら早めの対策が必要!

ちりめんじわは表皮の一番表面の角質層でのトラブルが原因です。早い段階で適切な対策をとれば他の2つのしわに比べれば解消するのはけっして難しくはないのです。

ちりめんじわができたらまずとるべき対策は次の2つです。

1.まずは保湿力の高い化粧品で乾燥対策を

ちりめんじわの一番の対策は毎日のスキンケアで角質層の失われた水分を補うことです。

乾燥が原因でできるちりめんじわは、スキンケア化粧品を保湿力の高い成分にこだわって選ぶ必要があります。

具体的にどのような成分に着目して選べばよいのかご紹介したいと思います。

角質層には角質細胞間脂質や天然保湿因子という保湿成分が存在し、この2つの成分には細胞と細胞とをつなぎとめる役割があります。

肌の角質層の保水力はこの角質細胞間脂質と天然保湿因子の働きにかかっているといっても過言ではないのです。

角質細胞間脂質は角質層の細胞同士をつなげて角質層の水分を逃がさない働きや、バリアを作って外からの刺激から守る役割があります。

また、天然保湿因子は角質層に水分を取り込むのに力を発揮します。

角質細胞間脂質は主にセラミドからできていて、天然保湿因子は主にアミノ酸からできています。そのため、角質層の保湿にはセラミドとアミノ酸が決め手となるのです。

どちらも、もともと体内にあるものですが、年齢とともに減少します。そこで、スキンケアでしっかり補う必要があるのです。

肌を保湿する成分と言えばヒアルロン酸が有名です。こちらは肌の真皮層に存在して肌に潤いを与えます。


 

ヒアルロン酸は肌の表面につけると水分を肌に取り込む働きをします。

これらの成分にこだわって化粧品を選んだら、まず化粧水でしっかり水分を与えて、美容液で栄養を補いましょう。その後、乳液やクリームでフタをすることが大切です。

クレンジングや洗顔料も選ぶものによって、乾燥に拍車をかけたり潤いを与えたりと違いがあります。ないがしろにされがちなクレンジングと洗顔料選びにもこだわりたいものです。

また、乾燥で古くなった角質は、一層ちりめんじわの原因となります。適切な頻度とやり方で角質ケアをしてあげることも忘れてはなりません。

私は普段、乾燥対策としてコットンパックを行います。コットンパックにはいろいろな方法があるかもしれません。私は美容家の佐伯チズさんがご自身の本で紹介されていた方法を10年以上前から続けています。

コットンパックをした後は肌が潤うのはもちろんですが毛穴もきゅっと引き締まります。その上そのあとのスキンケア化粧品が肌にぐんぐんと浸透するのです。

乾燥が気になる時だけでなく、ここぞというお出かけの日はメイクの前にコットンパックをするとメイクののりが違います。肌の調子が悪いと感じた時の対策には、ぜひお試しください。

コットンパックの方法

①端がとじられていないコットンを水でぬらして軽く絞ります。

②ぬらしたコットンに化粧水をたっぷり含ませます。

③化粧水をたっぷり含んだコットンの厚みを2~3枚に割きます。

④割かれたコットンを1枚ずつ伸ばして頬や口元、額、目元というように顔にまんべんなく貼り付けるように被せます。

⑤この状態で3分間パックします。

3分間以上放置すると、乾いたコットンが肌の水分を吸収してしまい逆に乾燥します。

もう少し長くコットンパックを楽しみたい場合は、コットンパックの上からサランラップで覆って密着させます。10~15分間パックしてもコットンが乾かないので、さらに効果が高まります。

2.ちりめんじわは身体の内側からの対策も!

肌の乾燥を防ぐためには角質層の角質細胞間脂質と天然保湿因子の働きが大切であるということはすでにご説明した通りです。その重要な2つの成分は肌のターンオーバーによってつくられます。

不規則な生活が原因で睡眠不足になったりしますと、ホルモンバランスが乱れてターンオーバーの周期が乱れる原因となります。

その結果、保湿成分である角質細胞間脂質と天然保湿因子の生成が遅れて肌が乾燥します。

過度なダイエットや栄養バランスの悪い食事といった食生活もターンオーバーが乱れる原因となってしまいます。

たんぱく質が不足するとターンオーバーがきちんと行われなくなるのです。そのため、角質細胞間脂質と天然保湿因子が減少します。すると、肌が乾燥し、ちりめんじわの原因となります。

実は、大豆やお肉、乳製品など、たんぱく質の多い食事を摂ることはちりめんじわ対策には欠かせないのです。

 

また、必須脂肪酸もターンオーバーに影響を与えるは栄養素です。

「オメガ3脂肪酸」や「オメガ6脂肪酸」は最近、耳にすることも多いのではないでしょうか。どちらも、私たちの身体に大切な必須脂肪酸です。

オメガ3脂肪酸はえごま油や亜麻仁油、チアシードオイル、青魚、くるみなどから摂ることができます。

一方、オメガ6脂肪酸はべにばな油、ごま油、コーン油といった比較的家庭でよく使われる油から摂ることができるのです。

ちりめんじわ対策に、この2種類の必須脂肪酸をバランス良く食事メニューに取り入れる良いでしょう。

ダイエットで油を抜いたり、野菜だけだったりの食事ですと必須脂肪酸を摂れません。すると、肌が乾燥してちりめんじわができてしまうのです。

ビタミン類は美肌には欠かせない栄養素ではないでしょうか。。

中でも、ビタミンAが天然保湿因子の生成を助けます。また、ビタミンBをたくさん摂ると肌のターンオーバーがきちんと行われるようになるのです。

ビタミンEやビタミンCは肌の新陳代謝を高める働きがあります。このように、ちりめんじわ対策にもビタミン類は必要な栄養素なのです。

最後に

年齢を重ねるとともに肌の保湿成分は減少します。そのうえ、肌の新陳代謝も悪くなるのです。

表情じわやたるみじわが気になり出すと、たかがちりめんじわと思うかもしれませんが、されどちりめんじわなのです。

ちりめんじわはできる場所によってはたるみじわの前兆とも言われるからです。

ですがまだ比較的浅いちりめんじわです。ちりめんじわは早めに対策をとれば改善できるのです。

しっかりお手入れして、ちりめんじわのうちに撃退してしまいましょう!

 

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