ついつい忙しいことを理由にスキンケアをさぼると、あっという間に肌にトラブルが起こります。
私も昔はそんな日が続いて、ゴワついてしまった肌にちりめんジワができて慌てたことがあります。
スキンケアは毎日の積み重ねが大切。
洗顔の仕方を変えるだけで、固くなった肌が生まれ変わるのです。
そこで今回は、肌の潤いを逃さない洗顔方法をご紹介しましょう。
Contents
ちりめんジワができるのは洗顔方法に問題あり!?

スキンケアというと美容成分を与えることばかりに気を取られ、洗顔はないがしろにされがちです。
ところが洗顔方法を見直すだけで肌のコンディションは格段にあがります。
メイクはダブル洗顔で落とすのが鉄則!
洗顔の前にクレンジングでメイクを落とすことが鉄則です。
「クレンジングのいらない洗顔料」のうたい文句で発売されている洗顔料もありますが、そのような洗顔料は洗浄力が高く、刺激が強いわりにメイクがしっかり落ちないことが多いものです。
軽いメイクだからといって、クレンジングを使わずにこのような洗顔料を使うと、潤いを取りすぎてちりめんジワができる原因に。
刺激の少ない乳液タイプのクレンジングをたっぷり手に取り、優しくマッサージするようにメイクとなじませましょう。毛穴から浮き上がります。
また、毎日ダブル洗顔していても、「メイクは時間をかけるけれどクレンジングはあっという間に終わらせる」、なんて方もいるのでは。
メイクにかける時間にもよりますが、ポイントメイクを専用のリムーバーで落とし、時間をかけて丁寧にメイクを落とすことが大切です。
以前、美容家の佐伯チズさんに、クレンジングはメイクと同じ時間、もしくはそれ以上かけるようにとアドバイスをいただいたことがあります。
実際、私も丁寧なクレンジングを毎日続けたら、それだけでゴワツキがなくなり、肌がやわらかくなりました。
クレンジングの後は洗顔料をよく泡立てて、手が肌に直接触れないように優しく洗い上げましょう。
朝はぬるま湯洗顔で潤いを残す
肌が乾燥している時は、夜の洗顔で肌の汚れを丁寧に落とし、朝はぬるま湯で皮脂を洗い流すだけで十分。
肌が潤うために大切な皮脂は年齢を重ねるにつれて減ってきます。そのため洗顔料で落とし過ぎるのは禁物です。
皮脂が足りないとキメの粗いごわついた肌になり、ちりめんジワもできやすいため、朝はぬるま湯洗顔だけで十分です。
実は女優さんにもスキンケアにぬるま湯洗顔を取り入れている方が多いのです。

角質ケアで潤いが届きやすい肌に
ちりめんジワができたらスキンケアで潤いを与えることは大切です。
ただし、その前にスキンケアの潤いが届きやすい状態にする必要があるのです。
スキンケアで潤いを届けるためには、適度な頻度で洗顔に角質ケアを加えましょう。
肌が乾燥すると、古くなった角質がたまって固くなります。
スキンケア化粧品でどんなに潤いを届けようとも、古くてはがれるべき角質は潤うわけがありません。
それどころか、乾燥して固くなった角質にちりめんジワができるのです。
古い角質が溜まりやすい鼻の周りや口元を中心に、スクラブ洗顔やピーリングを行います。
すると、柔らかくなった肌は、スキンケア化粧品の保湿成分が浸透しやすくなるのです。
たとえば、急激に日焼けして、皮がむける時を思い浮かべていただきたいと思います。
日焼けで皮がむけそうでむけないところに、いくらローションやクリームをぬってもカラカラに乾燥している皮膚は元に戻らないのです。
角質ケアでターンオーバーを促進し、新しい角質に生まれ変わります。
それだけでなく、肌の水分を保つために大切なセラミドはターンオーバーの過程で作られるのです。
角質ケアで、肌を健康な状態にしてあげましょう。
ただし、角質ケアのしすぎは逆に肌が固くなりますのでご注意を!
美容オイルで柔らかな肌に
朝のぬるま湯洗顔で潤いを残しても、ちりめんジワがある肌はまだまだ乾燥しています。
そこでおすすめしたいスキンケアアイテムは、天然原料100%の美容オイル。
美容オイルは足りなくなった皮脂の代わりとなって、肌の水分が蒸発するのを防ぎます。
洗顔後に、すぐに肌になじませれば、オイルの美容成分が角質層のすみずみまで行きわたり、乾燥を防ぎます。
私は、特に乾燥が気になる時は、バスタイムにオイルパックをします。
おフロのなかで、洗顔後の肌にすぐにオイルをなじませて、おフロあがりはいつものスキンケア。
美容オイルはファンデーションや下地に混ぜたり、メイク直しで乾燥が気になる部分になじませても良いでしょう。
潤いだけでなくツヤも与えてちりめんジワが目立ちません。
この万能スキンケアアイテムを、ぜひスキンケアに加えてみてはいかがでしょうか。
最後に
どんなに高級な美容液やクリームを使っても、洗顔方法を間違えると何の効果も得られません。
角質ケアとぬるま湯洗顔、矛盾しているようで実はどちらも潤いのある肌には必要なことなのです。
肌は手をかけてお手入れすれば必ず結果がついてきます。
丁寧なスキンケアを心がけてちりめんジワのない柔らか肌を手に入れましょう。
こちらの記事もご覧ください。
⇒ちりめんじわには美容オイルが欠かせない!肌が潤うその魅力とは

河本裕美子
『スタイルアップして見える着こなしがわかる』骨格診断と、『美しく、健康的に見える色がわかる』 パーソナルカラー診断をベースに一人一人の本来の魅力を引き出し、外見力アップをプロデュース。
コーディネートの提案だけでなく、自分で似合う服が判別でき、組み合わせることができるようになるまでセンスを育てるコンサルティングを行っている。
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