年齢が最も表れやすいのは「目元」と言われることが多いですね。
ですが、実は首も年齢がわかりやすいパーツでもあるのです。
どんなに顔の肌がきちんとお手入れされていても、首に深く刻まれたシワがあっては一気に見た目年齢が上がってしまいます。
そんな首のシワを防ぐには、筋トレが効果的ということをご存知でしょうか。
今回は、現役モデルの友人に聞いた首のシワを予防する「筋トレ」についてお伝えしたいと思います。
モデルさんのようにシワひとつないすっきりとした首元を目指しましょう。
weheartit
Contents
首のシワの原因は、スキンケアの手抜きにあり⁉︎
こんにちは。
外見力アップをプロデュースするイメージコンサルタント の河本裕美子です。
まずは首のシワができる原因を簡単におさらいしましょう。
シワは、首のシワに限らず次のことが原因でできてしまいます。
- 乾燥によるもの
- 紫外線によるもの
- 活性酸素によるもの
- 加齢伴うターンオーバー遅れや弾力低下
など、様々な要因があります。
私たちの肌は日々これらから受けるダメージと戦っていますので、毎日入念なスキンケアが必要です。
ところが、首は顔とつながり、一体化しているのも関わらず、顔ほど丁寧なケアをされていなかったり、顔ほど気を使われていなかったりします。
年齢とともに肌は老化していきますから、首のシワができてしまうのは当然なのです。
女性は首のシワができやすい!
女性は日常生活の中で、下を向く作業が多いですから首のシワができやすいのです。
会社でデスクワークをしているときはもちろん、お料理やお掃除など、家事をしているときは常に下を向いていますね。
その上、空いた時間にスマートフォンを見てるとあっては、常に下を向いていることになります。
首の皮膚は折り曲げられ、その折れ目が形状記憶されてしまいすから、いつの間にか深い首のシワとなって私たちを悩ませるのです。
でも、そんな首のシワは「筋トレ」で防げます。
さらに筋トレは費用をかけずにプロポーションアップもできる、とってもおきの方法なのです。
weheartit
筋トレで成長ホルモンを分泌
普段はあまり体を動かしていなくて、たまに運動や筋トレをすると筋肉痛になりますね。
実はその筋肉痛がとっても大事。
筋肉痛は血こそ出ていませんが、私たちの皮膚の下で怪我をしているようなイメージです。
私たちの筋肉は、髪の毛の100分の1ほどの太さの筋原繊維(きんげんせんい)が数百本あつまり、筋繊維(きんせんい)となっています。
そしてまた、その筋繊維(きんせんい)が集まって筋肉となるのです。
筋原繊維(きんげんせんい)も筋繊維(きんせんい)も、要は筋肉を作る細胞です。
筋トレで筋肉に負荷をかけるとその筋繊維(きんせんい)が断裂を起こします。
それが、筋肉痛としてあらわれます。
筋トレをして筋繊維(きんせんい)の断裂がおこると、私たちの体内ではその壊れた筋繊維(きんせんい)を再生・回復させるためにあるホルモンが分泌されます。
それが、「成長ホルモン」と呼ばれるホルモンです。
「成長ホルモン」が首のシワを防ぐ!?
成長ホルモンは軟骨に働きかけ、身長を伸ばす働きがあります。
そもそも子供が大人に成長していく過程で必要とされるホルモンです。
「成長ホルモン??」
「成長し続けるということは、年をとるということ?」
「そんなホルモン、出られては困る!!」
私の友人が成長ホルモンの話をすると、3人に1人の方にはそう言われるのだそう。
ところが、成長ホルモンには、
- 骨や筋肉を丈夫にする
- 代謝を活発にする
- 臓器を修復・回復させる
働きがあります。
つまりアンチエイジングに欠かせない働きをしてくれます。
要するに、筋トレによって分泌される「成長ホルモン」は首のシワも防いでくれるというわけなのです。
weheartit
筋トレはアンチエイジングに最適!
そんな成長ホルモンを分泌させるのに有効なのが筋トレ。
ですが、筋トレというと「男性みたいにムキムキになるのは嫌」と思われるかもしれません。
女性がどんなに激しい筋トレをしても、男性のようなムキムキになることはありません。
男性と女性とではホルモンが違いますから、女性はどんなにムキムキマッチョになりたくても筋トレだけではなれません。
成長ホルモンは新陳代謝を活発にしてくれますから、あらゆるシワを防ぐのに効果的です。
なにも首のシワを予防するための特別な筋トレをしなくても良いのです。
さらに筋トレをすればプロポーションアップでき、代謝が上がることで太りにくい体作りにも繋がりますから、いいことづくめですね。
weheartit
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を鍛えて首のシワを防ぐ
筋トレによって成長ホルモンの分泌が促されますから、どのような筋トレでも首のシワを防げます。
ですが、直接的に首に働きかけて、首のシワを防ぐ筋トレ方法も知りたいですよね。
首の前側には、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉があります。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は横を向くと耳の後ろから鎖骨にかけて浮き出てくる筋肉で、首を曲げたり、回したりするときに使われます。
この胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を鍛えると首のシワを防げるだけでなく、筋肉が発達するので首が立体的になり、全体的にスタイルアップして見えるのです。
さらに胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は頭を支える働きがあります。
鍛えることで首がスーッと伸びた美しい姿勢を保つことができるのです。
モデルさんは日常のトレーニングメニューの中に、この胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)だけを鍛える筋トレを入れている人が多いそうですよ。
だたし、首を通っている頚椎(けいつい)はすべての神経の通り道ですので、非常に繊細な部分です。
筋肉痛を起こすほどの激しい筋トレは避けましょう。
筋トレで誰もがうらやむ美しいネックラインに
weheartit
それでは、現役モデル直伝の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を鍛える筋トレの方法をご紹介します。
- 膝を立てて、仰向きに寝ます。
- 腕は胸の前でクロスさせておきます。
- 顎を上げ、後頭部が床に水平になるように
- その状態を保ったまま、背中の上の方が床から離れる程度に上体を起こします。
- ゆっくりと背中を下ろします。
この動きを数回繰り返すだけ。
試してみると胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)に負荷がかかるのがわかるでしょう。
できるだけゆっくりと、上げ下げするのがコツです。
ただし、くれぐれも無理のないようにしてくださいね。
日常の心がけで首のシワを予防
首のシワは日頃のちょっとした心がけでも十分防ぐことができます。
やはり、現役モデルはその徹底ぶりが素晴らしい。
首のシワひとつないのが頷けます。
筋トレと合わせて行えば、首のシワ予防に最強ですから是非実践しましょうね。
- スキンケアは顔と同じお手入れを
お顔には化粧水、美容液、乳液、クリームとしっかり保湿をしますね。
それと同じケアを首にもしてあげてください。
weheartit
- 紫外線対策は首元まで徹底する
首は360度あらゆるところから、紫外線を浴びています。
お顔と同じように日焼けどめをつけて、さらに、日差しの強いところに出かける時には襟付きのものを羽織ったり、ストールを巻くなどして、紫外線から守りましょう。
- 高すぎる枕はNG
枕が高すぎると、顎が下を向き、首にシワがよった状態が続いてしまいます。
枕は頭にあった高さや硬さを選ぶことが大切ですね。
- すきま時間に首のシワのばし
やり方は簡単!
上を向いた状態で、下顎を上に突き出します。
首の皮膚が引っ張られるような感じがするまで突き出しましょう。
その状態で5秒キープ。これを1日数回繰り返します。
最後に
今回は現役のモデルさん直伝の首のシワを防ぐ方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
首は顔の延長部分ですから、顔の肌と同じようにしっかりとケアすることが大切です。
シワのない首は、美しいデコルテラインを作り出し、若々しく元気な印象を与えます。
首のシワがなくなれば、アラフォーモデルのように「年齢不詳」なんて言われてしまうかもしれないですよ。
ぜひ、普段のケアに取り入れてみてくださいね。
こちらの記事を参考にしていくださいね。

河本裕美子
『スタイルアップして見える着こなしがわかる』骨格診断と、『美しく、健康的に見える色がわかる』 パーソナルカラー診断をベースに一人一人の本来の魅力を引き出し、外見力アップをプロデュース。
コーディネートの提案だけでなく、自分で似合う服が判別でき、組み合わせることができるようになるまでセンスを育てるコンサルティングを行っている。
好印象を与えるファッションを軸として、ほどよくトレンドを取り入れるアドバイスが人気となり、もっと輝きたいと願う女性からの申し込みが後を絶たない。
イメージコンサルティングの詳細はこちら

最新記事 by 河本裕美子 (全て見る)
- あなたの顔は大丈夫?たるみ毛穴を改善するエイジングケアの新常識 - 2019年2月21日
- 頬の肉を引き上げる!ほうれい線を薄くして見た目年齢ー5歳を叶える方法 - 2019年1月27日
- 顔の「たるみ」を上げる!おすすめ美顔器4選 - 2019年1月23日